高気密高断熱の家が気持ち悪いのはなぜか|よくある後悔・デメリットや対策方法まで解説
高気密高断熱の家について「気持ち悪い」「息苦しい」という口コミを見かけ、不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、茨城県鹿行エリアの工務店『IK-HOME』が、高気密高断熱の家で気持ち悪いと感じてしまうのはなぜか、どう対策するべきなのかを解説します。
高気密高断熱の家で後悔しないために、ぜひ最後までご覧ください。
- 高気密高断熱の家が「気持ち悪い」と言われる主な原因は、換気不足にあります。
- 「息苦しい」「思っていたより暑い/寒い」などの後悔を防ぐためには、高気密高断熱の家づくりを得意とした業者に相談しましょう。
目次
高気密高断熱の家が気持ち悪いのはなぜか
高気密高断熱の家が「気持ち悪い」と言われてしまう主な理由は、通気性の低さにあります。
通気性が低いと室内の空気がこもりやすく、二酸化炭素や匂い、湿気などが溜まってしまいがちです。
断熱性が高いことから、換気が不十分だと熱や湿気が溜まりやすく、不快感につながる場合も少なくありません。
また、断熱性・気密性を高めるために大きな窓を設置しないことで、部屋の中が暗く閉鎖的に感じ、心理的な圧迫感を覚えるケースもあります。
こういったいくつかの要因が影響することで、「気持ち悪い」といった印象を与えてしまうのです。
茨城県鹿行エリアで高気密高断熱の家を建てたい方は、IK-HOMEにお問い合わせください。
高気密高断熱でありながらも、風通しの優れた快適な家を提案しております。
〈資料請求、モデルハウス見学ご予約〉
〈家づくり相談会ご予約〉
〈オンライン相談ご予約〉
※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。
〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村
※隣接地域での建築はご相談下さい。
高気密高断熱の家でよくある後悔やデメリット
高気密高断熱の家は、その他にもいくつか注意したいポイントがあります。
ここからは、高気密高断熱の家でよくある後悔やデメリットを確認していきましょう。
息苦しい
高気密高断熱の家は、気密性に長けているのが大きなメリットである一方で、換気が不十分な場合は空気がこもってしまいます。
その結果、外の空気との入れ替えが少なくなってしまい、場合によっては「息苦しい」と感じる点に注意が必要です。
また、窓を小さく設計し断熱性を高めることで、開放感が減ってしまい、空間的に息苦しさを感じる場合も見られます。
期待していたより暑い/寒い
「一年を通じて過ごしやすい家に住みたい」と高気密高断熱の家を建てたにもかかわらず、思っていたより暑い・寒いと後悔しているケースも見られます。
断熱・気密施工や遮熱対策が不十分な場合、「夏になると熱気がこもってしまう」「冬の隙間風が気になる」といったお悩みにつながるため、確かな設計・施工品質を持つ業者への依頼が欠かせません。
めまいや頭痛を感じる
高気密高断熱の家では、換気が不十分だと二酸化炭素濃度が上がってしまい、めまいや頭痛が生じる場合があります。
また、換気不足によってハウスダストや化学物質が蓄積し、シックハウス症候群になるケースもゼロではありません。
頭痛、不眠、倦怠感などの症状に悩まされる場合があるので、使用する建材にこだわるほか、換気システムを導入するといった対策が必要です。
室内の反響音が気になる
高気密高断熱の家では、気密性の高さ故に外気の騒音が遮断される一方で、室内の音が反響しやすい場合があります。
生活音の反響を抑えるためには、間取りを工夫する、吸音材を使用するといった対策が必要です。
部屋が暗くなってしまう
断熱性・気密性の高さを優先するあまり、適切に窓を設置できず、部屋が暗くなってしまう場合もあります。
高気密高断熱の家でも十分に明るさを確保するために、窓を適切な位置に配置する、高断熱のサッシを取り入れるといった対策が必要です。
また、部屋の暗さや閉塞感をできる限り減らすために、照明や内装で工夫を施すことも求められます。
結露やカビが生じやすい
高気密高断熱の家では、十分に換気がされていないと湿気がこもってしまい、結露がカビが生じやすくなります。
結露やカビは建物の劣化の原因となるだけでなく、健康にも影響を及ぼすため、適切な換気システムが欠かせません。
高気密高断熱の家で「気持ち悪い」と後悔しないための対策
高気密高断熱の家で「気持ち悪い」「息苦しい」などと後悔しないためには、次にあげる対策をとりましょう。
入念な換気計画を立てる
高気密高断熱の家では、十分に換気するために入念な換気計画を立てる必要があります。
気密性や断熱性を高く保ちながらも、家の中の空気の流れを作り、「空気がこもってしまう」「結露やカビが発生しやすい」といったお悩みを未然に防止しましょう。
IK-HOMEでは、風の通り道をデザインすることによって、高気密高断熱でありながらも熱や湿気がこもらない住まいを提供しています。
一般的な高気密高断熱の住宅ではなく、ZEH(※1)とパッシブデザイン(※2)を両立させたワンランク上の家にすることで、十分に換気された快適な家を実現可能です。
ZEHについて詳しく知りたい方は、下記の記事で詳細をご確認ください。
>2030年以降の新築住宅にZEH基準は義務化されるのか|メリット・デメリット、利用できる補助金制度など解説
※1 net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、年間のエネルギー収支がゼロ以下になる家のこと。
※2 機械に頼らず、太陽光や風など自然の力を利用する設計技術のこと。
グレードの高い窓を採用する
住宅の性能を高めるためには、どのような窓を設置するのか慎重に考慮する必要があります。
複層ガラスや樹脂サッシ、木製サッシなどの断熱性に優れた素材を使用することで、大きな窓を設置する場合も、外気を遮断し室内を快適に保ちましょう。
窓の性能にこだわることで、断熱性能が上がり、光熱費の削減にもつながります。
モデルハウス・見学会で気密性・断熱性を体感する
高気密高断熱の家の性能を、モデルハウスや見学会で実際に体感することをおすすめします。
ホームページやカタログを参照するだけでは、高気密高断熱の家の広さ、窓の配置、快適さなどを具体的に把握できません。
実際の生活をイメージするためにも、モデルハウスや見学会に足を運び、どれほど快適な空間か肌で感じてみましょう。
IK-HOMEでは、体感型モデルハウス「Comoa」(コモア)にて、高気密高断熱の家を体感していただけます。
完成見学会も随時実施しているので、ぜひお気軽にお問合せください。
〈資料請求、モデルハウス見学ご予約〉
〈家づくり相談会ご予約〉
〈オンライン相談ご予約〉
※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。
〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村
※隣接地域での建築はご相談下さい。
空調機器も適切に活用する
高気密高断熱の家だからといって、空調機器が不要となるわけではない点に注意しましょう。
気密性や断熱性に優れていることで、外気を遮断し快適な温度を保ちやすいのは事実です。
しかし、部屋数が多い場合や、家の中に仕切りが多い場合、室内の温度にムラが生じることも考えられます。
家の規模や間取りに合わせて、空調機器を適切に取り入れましょう。
IK-HOMEでは、ZEH住宅よりもさらに優れた断熱性能となる、「HEAT20 G2グレード」相当を目指すことで、空調機器の効率が高い住まいを提案しています。
「HEAT20」とは、「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」のことです。
HEAT20では、省エネ住宅に関する独自の断熱性能基準を設けています。
下記の表にある1地域と2地域(北海道)で15℃を概ね下回らず、3地域〜7地域(北海道以外)で概ね13℃を下回らない性能が「G2」に該当します。
区分 | 該当地域 |
1地域 | 北海道 |
2地域 | |
3地域 | 青森・岩手・秋田 |
4地域 | 東北および北関東 |
5地域 | 関東・東海・近畿・中国・四国・九州 |
6地域 | |
7地域 | 南九州 |
8地域 | 沖縄 |
HEAT 20のG2相当の家であるということは、概ね13℃を下回らない、つまりは断熱性能が非常に優れていることを意味します。
断熱性能が高いことによって、空調機器の効率も上がり、部屋のすみずみまで温度を一定に保つことが可能です。
高気密・高断熱の施工に慣れた業者に依頼する
高気密高断熱の家で後悔しないためには、施工精度が非常に重要です。
これまでの施工実績が豊富で、気密性・断熱性の高い家づくりを得意とする業者に相談しましょう。
業者選びを慎重に行い、施工精度の高い業者へ依頼することによって、「高気密・高断熱と言われたのに隙間風がある」「気密性は高いものの、通気性が悪く暮らしづらい」というお悩みを未然に防止できます。
IK-HOMEが手がけた高気密高断熱住宅の施工事例を確認したい方は、こちらからご覧ください。
まとめ
高気密高断熱住宅は、十分に換気がされていないと「気持ち悪い」「息苦しい」といった印象を与えかねません。
気密性・断熱性に優れながらも、風通しが良く過ごしやすい家とするためには、施工技術の高い業者に依頼する必要があります。
高気密高断熱の家で後悔しないためにも、実績が豊富な業者へと相談しましょう。