マイホームの間取りを検討する中で、「家事や子育てがスムーズになる間取りにしたい。世間のママ・パパにはどんな間取りが人気なの？」と気になっていないでしょうか。

実際にさまざまな住宅に取り入れられたアイデアを参考にすると、スムーズに間取りを考えられます。

今回は「ママ目線の家づくり」に定評がある茨城県鹿行エリアの工務店IK-HOMEが、以下をわかりやすく紹介します。

 

 

もっと便利に・快適に・楽しく暮らせる家づくりを成功させる、ママ・パパに役立つアイデアをたくさん紹介するので、ぜひ最後までごらんください。

 

【家づくりアイデア】ママ・パパが喜ぶ人気間取り事例

ママ・パパに人気の間取りは、主に以下3つを中心にアイデアを練った間取りです。

• 家事導線が良い間取り
• 生活導線が良い間取り
• 子育てがしやすい間取り

それぞれの間取り事例をご紹介します。

家事動線が良い間取りアイデアを取り入れた間取り事例

はじめに、ママ・パパの家事導線がスムーズになるアイデアを取り入れた間取り事例を、住宅部位別に確認しましょう。

リビング内収納

リビング内に収納スペースを設けると、掃除・整理整頓の家事がスムーズになります。

また物が散らかりづらため、いつもおしゃれでスッキリとした空間をキープできます。

こちらの住宅では、LDKのリビング側・ダイニング側の2箇所に、大容量の収納スペースを設けました。

<関連ページ＞見える家事も　見えない家事も

パントリー

キッチンは調理雑貨・食品などの細々とした物が多いスペースなので、パントリーを設けることで「食材や調味料の管理」「キッチンまわりの片付け」などの家事がスムーズになります。

こちらの住宅ではお買い物してきた食料品や消耗品をすぐに片づけられるように、勝手口直結のパントリーを設けました。

<関連ページ> ハイエンドな和空間

ランドリールーム・家事室

家事の中でも、「複数の作業が必要な洗濯に特にストレスを感じる」という方が多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、ランドリールーム・家事室を間取りに取り入れることです。

ランドリールーム・家事室があれば、室内のあちこちに移動せずに洗濯作業を完結できます。

こちらの住宅は、ランドリールーム直結の屋外物干しスペースを設けました。

ルーバーで目隠しをしているため、外からの視線を気にせず、日差し・自然風を十分に取り入れながら洗濯物を乾かせます。

〈関連ページ〉Happy MAMA

ファミリークローゼット

ファミリークローゼットとは、ご家族全員分の衣服や物を収納できる容量のクローゼットのことです。

ご家族が集う「LDK近く」「玄関近く」などにファミリークローゼットを設けると、ご家族それぞれが自然にアウターなどを片付けられるため、ママ・パパの家事負担軽減につながります。

こちらの住宅は、長い通路を利用して大容量の収納スペースを設けました。

 

<関連ページ>光と風

勝手口

勝手口があると、キッチンから出る調理のニオイや湿気がこもった時に、空気の入れ替えができます。

また「ゴミを外に一時保管する」「買い物の荷物をキッチンに直接運び込む」などがスムーズにできるため、キッチンでの作業がスムーズです。

こちらの住宅は、勝手口があることでLDKがより明るく・風通しの良い環境になりました。

〈関連ページ〉imagination

生活動線が良い間取りアイデアを取り入れた間取り事例

次に、ママ・パパはもちろん、ご家族全員の生活導線が良くなるアイデアを取り入れた間取り事例も、住宅部位別に紹介します。

玄関近くの洗面所

玄関近くに洗面所を設置することで、身支度・帰宅後の手洗いなどがスムーズになります。

こちらの住宅では、玄関のデザインに合わせた手洗い場を作りました。

水はね対策として設置した木材のデザインがおしゃれですね。

<関連ページ>ハイエンドな和空間

シューズクローゼット

シューズクローゼットは、面積や造作によっては、靴はもちろん、ベビーカー・三輪車・アウトドアグッズの収納スペースとしても活用できます。

こちらの住宅のように、玄関の面積に合わせて、アウターを収納できるスペースなどを造作することも可能ですよ♪

<関連ページ＞Precious

ロフト（小屋根裏収納）

ロフトとは、天井高1.4m以下で造作する空間です。

通常の居室のような使い方はできませんが、間取りにロフトをプラスして収納スペース・趣味のスペースなどにすることで、ロフト以外の生活空間をより便利に広く利用できます。

こちらの住宅は安全対策もしながらロフトを造作し、天井にアクセントクロスを貼ってご家族が楽しく活用できるスペースを間取りにプラスしました。

<関連ページ＞accent of memory

安心の子育てができる間取りアイデアを取り入れた間取り事例

次に、ママ・パパがより子育てしやすくなるアイデアを取り入れた間取り事例も紹介します。

対面キッチン

対面キッチンを取り入れた間取りには以下のようなメリットがあるため、ママ・パパから人気です。

• お子さまの様子を見守れる
• お子さま・ご家族と対面で話せるので、コミュニケーションがスムーズ
• リビング・ダイニングを見渡せる部屋を見渡せる

こちらの住宅は、縦長の形状をいかして、対面キッチンからLDK全体を見渡せる間取りにしました。

〈関連ページ〉日和の家・hiyori no ie・

広い洗面脱衣室

洗面脱衣所を複数人で使う必要があるご家族にとって、広いスペースは必須です。

収納スペース・コンセントなども設けて、使い勝手の良い洗面脱衣所を目指しましょう。

こちらは「2〜3人でも使用できる広い洗面スペース」「壁いっぱいの造作収納」などによって、使い勝手の良い洗面脱衣所となりました。

 

〈関連ページ〉VILLAのようなくつろぎ空間

リビング×階段・玄関・土間

リビング内階段には、ママ・パパにとって「使い勝手・スペース確保・デザイン性」などの魅力が詰まっています。

• お子さまが小さい場合、階段での一人遊びによる事故が起きないように見守れる
• 廊下を設ける必要がないため、面積の限られた住宅に取り入れやすく、階段下のスペースも活用しやすい
• ご家族が「必ずリビングを通って個室へ移動する」という動線をつくりやすいため、ご家族間のコミュニケーションがスムーズ
• 階段のデザインをリビングのデザインに取り入れて、おしゃれな演出ができる

こちらの住宅はリビング内に階段・吹き抜けを設けました。玄関直結リビング・土間なども取り入れて、ママ・パパ・お子さまが自然にリビングに集まる間取りとなりました。

〈関連ページ〉土間のある家

リビング内やリビング隣接の和室・キッズスペース

小さなお子さまをお持ちのママ・パパにとって、リビングから見渡せる場所でお子さまが遊べる間取りは、必須ではないでしょうか。

こちらの住宅のように小上がりスペースでゾーニングをしてキッズスペースをつくれば、遊びの中での思わぬ怪我なども防げます。

また小上がりのスペースは床下を収納としても活用できるため、省スペースでキッズスペースをつくりたい場合におすすめです。

〈関連ページ〉鹿嶋市U様邸

リビング内スタディスペース・テレワークスペース

ママ・パパのテレワークスペース、お子さまのスタディスペースとして使えるデスクも、新築時の設計に取り入れて間取りを作成すると役立ちます。

こちらの住宅では、ダイニングの背面にLDKのデザインに合うデスクを造作しました。

<関連ページ>ナチュラルな時間

ママスペースを確保する間取りアイデアを取り入れた間取り事例

最後に、なかなかご自身だけの時間を楽しむのが難しいママにとって嬉しい、「ママスペース」を取り入れた間取り事例も紹介します。

こちらの住宅は、キッチン横にママスペースを設けています。

ママ好みのアクセントクロスを貼り、収納棚も設けて、ママだけがご自身のための時間を楽しめる空間が完成しました。

〈関連ページ〉Fun! Fun! Fun!

 

ママスペースを間取りに取り入れるアイデアは、こちらの記事で確認できます。

〈関連記事〉ママスペースの作り方｜キッチン・寝室などに設置したママ専用のワークスペース＆収納のインテリア事例

 

茨城県鹿行エリアでママ・パパに暮らしに役立つアイデアを詰め込んだマイホームをご希望の方は、IK-HOMEにお問い合わせください。

 

ママ・パパに役立つ！設計に取り入れるのがおすすめのアイデア

ママ・パパに人気のアイデアを詰め込んだ間取り事例を紹介してきました。

次に、作成した間取りを確認する際にぜひチェックしていただきたいポイントを紹介します。

• 収納スペースを最大限に確保
• 回遊動線を取り入れる
• コンセントの位置・数を慎重に検討
• 照明の位置・数を慎重に検討

上記のポイントに、マイホームを便利に使えるアイデアを組み合わせて紹介するので、ぜひごらんください！

収納スペースを最大限に確保

住宅全体の収納容量が大きいほど、室内を片付けやすくなり、デザイン性もキープできます。

クローゼットのような通常の収納スペースのほか、デッドスペースになりがちな以下の場所にも収納スペースを確保することを、検討しましょう。

• 階段下
• 通路として通るだけの場所の壁
• 小上がりスペースの床下　など

 

小上がりスペースについては、以下の記事で間取りに取り入れた事例を確認できます。

〈関連ページ〉畳スペースがあるおしゃれなリビング事例（3畳前後、小上がり・フラット）｜いらなかったと後悔しない方法

 

また、壁の内側の柱・梁以外の場所を活用した、「ニッチ」という小さな収納スペースを設けることも可能です。

回遊動線を取り入れる

回遊動線とは、家の中で行き止まりがなくグルグルと回れる導線のことです。

回遊導線を間取りに取り入れることで、以下のようなメリットがあります。

• 室内の行きたい場所に最短距離でアクセスできるので、家事がスムーズに行える
• 世帯人数が多いご家庭でも人の渋滞が起きづらい　など

コンセントの位置・数を慎重に検討

世帯人数が多いほど必要な家電製品が増え、ご家族それぞれがご自身に都合の良い場所で家電製品を使用するのではないでしょうか。

そのため、コンセントの位置・数は慎重に検討するのがおすすめです。

（例）

• お掃除ロボットを使用する場合は、充電ステーションを設ける
• ダイニングテーブルの近くに、ホットプレート用のコンセントを設ける
• リビング内に、複数台のスマホなどを充電できる場所をつくり、目隠しもできるようにする　など

照明の位置・数を慎重に検討

照明の位置が不適切・数が不足しているといった場合には、ママ・パパの家事や仕事、お子さまの勉強などに影響します。

そのため、間取りをすみずみまでチェックして、各居室での過ごし方に合う照明の位置・数を慎重に検討しましょう。

（例）

• 収納スペースの中にも照明があると、片付けや物を取り出す際に便利
• お子さまの勉強机の位置を決めると、勉強しやすい照明の位置を定められる
• ママ・パパ・お子さまの寝室に複数の照明があると、一部を点灯して片付けなどがしやすい　など

 

照明は新築後でも増設できますが、意外と高額な費用が発生するケースがあります。

そのため、新築時に念入りに照明の位置・数を検討するのがおすすめです。

ご家族のライフステージに合わせて使い方を変えられる間取りアイデア

最後に、ご家族のライフステージに合わせて使い方を変えられる間取りについても紹介します。

「お子さまが小さい頃はママ・パパと過ごす時間を中心とした間取りが便利」「お子さまが成長すると1人の時間を確保できる間取りが必要」など、家の使い方は変化していきますよね。

ここまで紹介してきた「収納の確保」などに加えて、以下のようなアイデアも取り入れると、より柔軟性が高く、ママ・パパが変化に対応しやすい間取りとなります。

• 間仕切りを可動式にして、居室の使い方に合わせて開閉する（可動式ドア・天井に間仕切りにもなるロールスクリーンを設置など）
• お子さまの独立後に1階だけで暮らすことを想定し、1階に個室がある間取りにする
• お子さまの友人が来訪する年齢になることを想定して、玄関を2wayにする（玄関に来客用出入り口・ご家族専用出入り口を設ける）　など

まとめ

今回はマイホームの間取りを検討中の方へ、実際にマイホームを建てたママ・パパに人気が高い間取りアイデアを紹介してきました。

今回紹介したアイデアを参考に、ママ・パパが楽しく暮らせるマイホームを完成させていただけると幸いです。

 

茨城県鹿行エリアでマイホームを検討中の方は、IK-HOMEにお問い合わせください。

ママ目線のプラン提案で、ご家族が幸せになる家づくりをサポートいたします。