低地に家を建てても大丈夫?低い土地の購入前に確認したい水害リスクと対策

低地に家を建てても大丈夫?低い土地の購入前に確認したい水害リスクと対策

低地にある土地を検討するとき、「水害の危険性は高いのか」「低い土地に家を建てても大丈夫なのか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

低地だから必ず浸水するわけではありませんが、河川や海、湖沼との位置関係、道路との高低差、排水環境によって水害リスクは異なります。

また、土地価格の安さだけで購入を決めると、地盤改良や盛土、高基礎、外構工事などに想定以上の費用がかかるケースもあるため、事前に確認が欠かせません。

そこで今回は、茨城県鹿行エリアの施工会社『IK-HOME』が、低地の種類や家を建てる際のリスク、土地購入前の確認ポイント、水害・湿気対策について解説します。

低地に家を建てるメリットや避けたほうがよい土地の特徴、IK-HOMEの施工事例も紹介するため、土地選びの参考にしてください。

この記事のポイント
  • 低地だから危険と一律に判断せず、ハザードマップや地形、道路との高低差を確認することが大切です。
  • 土地価格だけでなく、地盤改良や盛土、高基礎などの対策費用を含めて購入を判断する必要があります。
  • 土地の特性に合わせて建物や外構を計画することで、水害や湿気のリスクを抑えた家づくりを目指せます。

 

目次

低地の種類と土地の高さによる違い

低地の種類と土地の高さによる違い

低地で家を建てる際には、低地だからこその特徴を理解しておくことが大切です。

ここでは、低地の主な種類と、標高が低い地域・周囲より低い敷地の違いを解説します。

低地の主な種類

低地とは、周囲より標高が低く、河川や海、湖沼の周辺などに広がる平たんな土地です。

土地が形成される過程によって地盤や水の集まり方が異なり、想定される災害も変わります。

主な低地の特徴と、土地購入前に確認したいリスクは以下のとおりです。

低地の種類 土地の特徴 想定される災害・リスク
河川低地 河川が運んだ土砂によって形成された平たんな土地。
周囲より標高が低く、旧河道や後背湿地を含む場合がある。
河川の氾濫、内水氾濫、液状化
海岸低地 海岸沿いに砂や土砂が堆積して形成された土地。
海抜が低い地域もある。
高潮、津波、液状化、塩害
湖岸低地 湖沼の周辺に形成された平たんな土地。
干拓地や埋立地が含まれる場合がある。
湖の増水、内水氾濫、液状化、軟弱地盤
谷底低地 山地や丘陵地の谷間に土砂が堆積して形成された土地。
周囲から雨水が集まりやすい。
内水氾濫、土砂災害、地盤沈下

たとえば、河川低地では川から距離があっても、かつて川が流れていた旧河道や、水が集まりやすい後背湿地に該当する場合があり、浸水のリスクがあります。

また、湖岸低地と海岸低地はどちらも浸水リスクがあり、とくに海岸低地は、津波や高潮にも注意が必要です。

加えて、谷底低地は山地などからの土砂災害が起こる可能性があります。

標高が低い土地と周囲より低い土地は意味が異なる

標高が低い地域と、道路や隣接地より低い敷地は、同じ「低い土地」でも意味が異なります。

また、河川や海、湖に近いだけで低地に該当するとは限らないため、土地の高さと水辺からの距離は分けて考えることが必要です。

それぞれの違いは、以下のとおりです。

土地の状態 特徴
海抜や標高が低い地域 海面を基準とした土地の高さが低く、広い範囲が平たんになっている
道路や隣接地より低い敷地 周囲から敷地へ雨水が流れ込みやすく、排水先との高低差も確保する必要がある

たとえば、標高が低い地域でも堤防や排水設備が整い、敷地が道路より高ければ、浸水リスクを抑えられる場合があります。

一方、標高が高い地域でも、敷地だけが道路や隣地より低ければ、大雨の際に周囲から雨水が流れ込む可能性があり、対策が必要です。

そのため、土地の安全性は標高だけでは判断できません。

ハザードマップや標高データに加えて、周辺地形、道路との高低差などを確認することが大切です。

低地に家を建てる際に考えられる4つのリスク

低地に家を建てる際に考えられる4つのリスク

低地に家を建てる場合は、水害だけでなく、地盤や湿気にも注意が必要です。

ここでは、土地購入前に把握しておきたい4つのリスクを解説します。

河川の氾濫による洪水

低地では、河川の水位が上昇して堤防を越えたり、決壊したりした際に、洪水による浸水被害の可能性があります。

住宅街へ洪水が発生すると、低い場所へ大量の水が流れ込み、家の床下・床上浸水や建物の損傷、道路の冠水などの被害が発生します。

河川から離れている土地でも、周囲より標高が低い場所や、かつて川が流れていた旧河道では水が集まりやすいため注意が必要です。

たとえば、鹿行地域では、大雨により河川だけでなく霞ヶ浦や北浦につながる水路が増水する可能性が考えられます。

高潮や津波による浸水

海岸沿いの低地では、高潮や津波によって海水が住宅地へ流れ込み、床下・床上浸水や建物の損傷が発生する可能性があります。

どちらも海から押し寄せる水による災害ですが、発生する原因は異なります。

高潮は、台風や発達した低気圧による気圧の低下と強風によって海面が上昇する現象です。

満潮の時刻と重なると潮位がさらに高くなり、海岸や河口付近の低地では短時間で浸水が広がるおそれがあります。

一方、津波は海底で発生した地震などによって大量の海水が押し寄せる現象です。

海岸から離れた場所でも、河川を遡上して浸水する場合があるため、海からの直線距離だけでは安全性を判断できません。

地盤が弱いことによる倒壊や液状化

低地には、河川や海が運んだ砂や粘土が堆積し、軟らかい地盤が形成されている場所があります。

こうした土地に十分な地盤対策をせず家を建てると、建物が不均等に沈む不同沈下が起こり、床の傾きや外壁のひび割れ、ドアや窓の開閉不良につながります。

また、地下水位が高く、緩く堆積した砂質地盤では、地震の揺れによって地盤が液体のような状態になる液状化にも注意が必要です。

液状化が発生すると、建物が傾くほか、地中の配管が破損したり、道路が陥没したりする可能性があります。

なお、津波や液状化などの被害は、地震によって引き起こされることが多いです。

茨城県における南海トラフ地震の被害想定については、以下の記事を確認してください。

〈関連ページ〉南海トラフ地震で茨城県はどうなる|想定震度や津波の高さと備える家づくりを解説

雨水の流れ込みなどによる湿気のこもり

排水先との高低差を確保しにくい土地では、水が引くまでに時間がかかり、地面や床下が湿った状態になりやすいです。

床下の湿気が続くと、カビや木材の腐朽、シロアリの発生につながるおそれがあります。

また、室内にも湿気が上がりやすくなり、結露やカビ、においの原因になる場合があります。

低い土地で家を建てる際は、洪水などの目に見える被害だけでなく、湿気による家の劣化にも注意が必要です。

 

茨城県鹿行エリアで低い土地での住宅建築にお悩みの方は、IK-HOMEにお問い合わせください。

その土地に合った最適な住宅計画をご提案いたします

資料請求、モデルハウス見学ご予約
家づくり相談会ご予約
オンライン相談ご予約

※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。

〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

低地にある土地を購入する前の確認ポイント

低地にある土地を購入する前の確認ポイント

低地にある土地は、標高だけで安全性を判断せず、地形や浸水想定、道路との高低差などを多角的に確認することが大切です。

ここでは、土地を購入する前に調べておきたい5つのポイントを解説します。

洪水・高潮・津波ハザードマップを確認する

低地にある土地を検討する際は、自治体が公表している洪水・高潮・津波のハザードマップの確認が欠かせません。

主に確認したい内容は、以下のとおりです。

ハザードマップの種類 確認できる主なリスク 土地購入時に見るポイント
洪水 河川の氾濫による浸水 想定浸水深、浸水継続時間、河川や堤防との位置関係
高潮 台風や低気圧による海面上昇で発生する浸水 想定浸水深、海岸や河口からの距離、浸水区域の広がり
津波 地震などによって押し寄せる海水による浸水 想定浸水深、津波の到達時間、避難場所と避難経路

これらの想定被害を確認する場合は、土地が浸水想定区域に含まれているかだけでなく、どの程度の深さまで水が達するのかを確認することが大切です。

浸水深によって、床下浸水で収まるのか、床上や2階まで被害が及ぶのかが変わり、必要な水害対策や避難方法も異なります。

また、自宅の候補地が区域外でも、周辺道路や避難経路が浸水区域に含まれていれば、災害時に移動できなくなる可能性があります。

大規模な洪水や津波が発生した場合は、水が引くまでの間、周囲から孤立してしまう可能性もあるため、避難場所までの経路を含めた確認が欠かせません。

国土地理院の地形分類と標高を確認する

土地の成り立ちを確認するには、国土地理院の地理院地図で土地条件図や治水地形分類図を確認します。

これらの地図では、土地が自然堤防や後背湿地、旧河道、砂州・砂丘、干拓地、埋立地などのどの地形に該当するかを把握できます。

たとえば、自然堤防や砂州・砂丘は周囲よりわずかに高い場合がある一方、後背湿地や旧河道、干拓地は水が集まりやすく、軟弱地盤や液状化にも注意が必要です。

埋立地も造成方法や地下水位によって地盤の状態が異なるため、地形分類だけで安全性を断定できません。

標高も重要な確認項目ですが、「海抜○m」という数値だけでは、水がどこから流れ込み、どこにたまるかまでは判断できません。

標高と地形分類をあわせて確認し、その土地がどのように形成されたのかを把握したうえで、水害や地盤のリスクを判断してください。

過去の浸水履歴を自治体や近隣住民に確認する

ハザードマップは一定の条件に基づいて将来の浸水範囲を想定したものであり、過去に実際に発生した浸水被害とは別の情報です。

土地の状況を詳しく把握するには、自治体が公表している浸水実績図や災害記録も確認しておくことがおすすめです。

自治体の資料では、過去に浸水した場所や道路が冠水した地域、被害が発生した年月などを確認できる場合があります。

また、不動産会社には、敷地や周辺道路の浸水履歴、売主が把握している水害被害の有無を具体的に尋ねることが大切です。

加えて、近隣住民への聞き取りも、地域の実情を把握する方法のひとつです。

「大雨の際に道路へ水がたまるか」「敷地内まで水が入ったことがあるか」「水が引くまでどの程度かかったか」などを確認すると、公表資料だけではわからない排水状況を把握できます。

ただし、過去に浸水していない土地でも、今後被害が発生しないとは限りません。

ハザードマップによる将来予測と過去の浸水履歴を組み合わせた判断が大切です。

地盤調査と土地の造成履歴を確認する

地盤の強さは標高だけでは判断できないため、土地の造成履歴や過去の利用状況も確認することが大切です。

購入前に確認したい主な項目は、以下のとおりです。

確認項目 確認する内容
以前の土地利用 水田や沼地、河川、工場跡地などではなかったか
盛土・切土の有無 造成によって土を盛った土地か、斜面を削った土地か
地盤改良の必要性 建物を支えるための補強工事が必要になりそうか
近隣住宅の地盤調査結果 周辺で軟弱地盤や地盤改良が確認されているか
液状化リスク 砂質地盤や地下水位の高さなど、液状化しやすい条件がないか

とくに盛土された土地は、施工方法や締め固めの状態によって地盤の強さが異なります。

また、以前に水田や沼地として使われていた土地では、軟らかい土が残っている可能性があります。

造成履歴は、売主や不動産会社への聞き取り、古地図、自治体の資料などから確認が可能です。

加えて、国や自治体が公開している周辺のボーリング調査結果があれば、地層や地盤の傾向を把握する参考になります。

なお、低地にリスクがあるからと言って、必ずしも標高の高い土地が安全かつ快適とは言えません。

高台の家の後悔については、次の記事をご確認ください。

〈関連ページ〉高台の家・マンションは後悔するのか|立地面の利便性、土砂崩れなど災害の危険性、売れない可能性など解説

低地に家を建てる場合の対策

低地に家を建てる場合の対策

低地に家を建てる場合は、土地への水の流入を抑える対策と、浸水した際の建物被害を軽減する対策を組み合わせることが大切です。

ここでは、土地や建物の条件に応じて検討したい水害対策を解説します。

盛土や高基礎で床の高さを確保する

盛土や高基礎は、低地で家を建てる際に床の高さを確保し、浸水被害を抑える有効な方法です。

盛土には、敷地全体を周囲より高くして、道路や隣地から雨水が流れ込むのを抑える効果があります。

地盤面をかさ上げすることで、庭や駐車場を含めた敷地全体の浸水リスクを軽減できる点がメリットです。

高基礎は、建物の床を高くし、水が敷地内へ入った場合でも床上浸水を防ぎやすくします。

室内や住宅設備への被害を抑えられるため、復旧費用や生活への影響を軽減可能です。

盛土は土地全体、高基礎は建物を守る対策であり、敷地条件に応じて組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

ただし、盛土によって隣地との高低差が生じる場合は、擁壁や排水設備が必要です。

盛土の高さや面積によっては自治体への確認や許可が必要になるため、工事費や申請費用まで含めて施工会社へ相談することが大切です。

敷地内に雨水を流入させない外構計画にする

道路や隣地から敷地内へ流れ込む雨水を抑えるには、水の流れを考慮した外構計画が必要です。

主な対策として、以下があげられます。

  • 道路側へ雨水が流れるように敷地内の勾配を設ける
  • 排水溝や雨水ますを設置して雨水を集める
  • 玄関や駐車場の入り口に止水板を設置できる構造にする
  • 建物周辺から外側へ水が流れる勾配を設ける
  • 隣地からの雨水を受け止める排水溝や立ち上がりを設ける

ただし、集めた雨水を道路や隣地へそのまま流す計画は、周辺への被害やトラブルにつながります。

敷地内の高低差や排水先を確認し、施工会社と排水経路を設計することが大切です。

給湯器や分電盤などの設備を高い位置に設置する

浸水被害では、床や壁だけでなく、電気・給湯設備が故障して生活を再開できなくなる可能性があります。

そのため、以下の設備は想定浸水深より高い位置への設置を検討することがおすすめです。

  • 分電盤
  • エアコンの室外機
  • 給湯器
  • 蓄電池
  • 太陽光発電のパワーコンディショナー

分電盤が浸水すると家全体へ電気を供給できなくなり、復旧するまで照明や家電を使用できません。

給湯器や室外機が故障した場合も、入浴や冷暖房が使えず、家に戻れても通常の生活を送れない状態が続きます。

蓄電池やパワーコンディショナーも浸水すると使用できなくなるため、災害時の電源として活用するには設置場所まで含めた計画が必要です。

ただし、設備によって設置できる高さや点検・交換に必要なスペースが異なります。

想定浸水深を施工会社へ伝え、使いやすさやメンテナンス性も考慮して配置を決めることが大切です。

2階へ避難できる間取りを検討する

大雨や洪水によって周辺道路が冠水すると、避難所まで移動できない場合があります。

そのような状況に備え、2階へ垂直避難できる間取りを検討することも水害対策のひとつです。

寝室や家族が集まれるスペースを2階に設けると、夜間の浸水時にも上階へ移動できます。

飲料水や非常食、懐中電灯、携帯トイレ、救急用品などの備蓄も2階へ保管しておけば、救助や水が引くまで屋内で待機する際に便利です。

また、高齢者や子どもがいる家庭では、安全に上階へ移動できる階段の幅や手すりも重要です。

水災補償を含む火災保険を検討する

低地に家を建てる場合は、洪水や高潮などによる損害に備え、水災補償を含む火災保険を検討することが大切です。

契約前には、以下の内容を確認します。

  • 建物と家財のどちらが補償対象になるか
  • 洪水・高潮など、対象となる水災の範囲
  • 保険金が支払われる浸水深や損害割合などの条件
  • 自己負担となる免責金額
  • 支払われる保険金の上限

補償範囲や支払条件、免責金額は保険商品によって異なるため、複数の保険会社や商品を比較することが重要です。

また、土地価格が安くても、水害対策工事や地盤改良、火災保険の保険料が高くなれば、購入後の負担は増えます。

土地代だけでなく、建築費、水害対策費、保険料まで含めた総費用を比較したうえで購入を判断してください。

湿気対策に気密性の高い家を建てる

低地では地面や床下に湿気がたまりやすいため、外部の湿った空気が入り込まない気密性の高い家が適しています。

家に隙間が多いと、湿度の高い外気が壁や床、窓まわりなどから室内へ入り込み、じめじめとした状態になりやすいです。

気密性を高めることで外気の侵入を抑え、低地特有の湿気に悩まされるリスクを軽減できます。

家の気密性能はC値で示され、数値が低いほど隙間の少ない家です。

ただし、気密性を高めるだけでは室内で発生した湿気を排出できないため、適切な換気計画と組み合わせる必要があります。

IK-HOMEの「ENE*0」は、選定した建材と職人の施工技術によって建物の隙間を抑え、高い気密性能を確保する家です。

高気密な構造に適切な換気計画を組み合わせることで、湿気がこもりやすい低地でも快適な室内環境を保てます。

低地に家を建てる際は、敷地の排水や床下の防湿対策に加え、住宅全体の気密性と換気計画まで含めて検討することが大切です。

なお、住宅建設において「C値は意味がない」と誤解されるケースもあります。

C値の重要性については、下記の記事でも解説しているので、参考にしてください。

〈関連ページ〉C値の意味がないは本当か|C値とはの概念やUA値との違い、低いメリット・デメリットを解説

〈関連ページ〉ENE*0 -エネゼロ-

茨城県鹿行エリアで湿気に強い高気密な家をお考えの方は、IK-HOMEにお問い合わせください。

低地や海、湿地などに近い土地に最適な住宅計画をご提案いたします

資料請求、モデルハウス見学ご予約
家づくり相談会ご予約
オンライン相談ご予約

※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。

〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

低地にある土地を選ぶメリット

低地にある土地を選ぶメリット

低地にある土地は水害や地盤のリスクに注意が必要ですが、条件によっては価格や立地の面でメリットがあります。

ここでは、リスクと対策を確認したうえで検討できる低地の利点を解説します。

土地価格が抑えられている場合がある

低地にある土地は、水害リスクや道路・隣地との高低差などを理由に、同じエリアや学区内でも周辺相場より価格が抑えられている場合があります。

土地代を抑えられれば、建物や設備に予算を回せる点はメリットです。

ただし、土地価格が安くても、盛土や高基礎、擁壁、排水設備、地盤改良などが必要になれば、追加費用が発生します。

水災補償を含む火災保険の保険料も考慮し、土地代と建築費、水害・地盤対策費を含めた総費用で比較することが大切です。

土地が平たんになっているケースが多い

低地は、河川や海によって運ばれた土砂が堆積して形成された平たんな地形が多く、地域内の起伏が比較的少ない傾向があります。

坂道が少ない地域では、徒歩や自転車で移動しやすく、子どもや高齢者がいる家庭でも日常生活の負担を抑えやすいです。

また、敷地自体が平たんであれば、建物や駐車場、庭を配置しやすく、傾斜地のような大規模な造成や高低差を処理する外構工事が不要になる場合もあります。

ただし、地域全体が平たんでも、周囲より低い敷地や道路から雨水が流れ込む土地では浸水対策が必要です。

暮らしやすさだけで判断せず、周辺との高低差や排水状況も確認することが大切です。

低地にある土地を購入しないほうがよいケース

低地にある土地を購入しないほうがよいケース

低地であっても、土地の状況や必要な対策によっては安全に暮らせますが、すべての土地が住宅建築に適しているとは限りません。

ここでは、水害や地盤のリスク、対策費用を踏まえて購入を避けたほうがよいケースを解説します。

深い浸水や長期間の浸水が想定されている

ハザードマップで深い浸水や長期間の浸水が想定されている土地は、購入に慎重な検討が必要です。

浸水想定区域に着色されているかだけでなく、想定浸水深と浸水継続時間を確認して判断することが必要です。

浸水深が大きい土地では、床上浸水に加えて、家財や住宅設備が大きな被害を受けるおそれがあります。

浸水が長時間続く地域では、道路が使えず孤立したり、停電や断水が長引いたりする可能性も高まります。

高基礎や設備の高所配置をおこなっても十分な安全性を確保できない場合や、対策費が予算を大きく超える場合は、無理に購入せず別の土地を検討することが大切です。

敷地が道路や周囲より大幅に低い

敷地が道路や隣地より大幅に低く、周囲から雨水が集まる形状になっている土地は、購入を避けるべきです。

高低差が大きい土地では、敷地内の雨水を側溝や下水へ自然勾配で流せず、大雨時に排水が追いつかないおそれがあります。

このような土地では、道路面に近い高さまで盛土を行うほか、雨水をくみ上げる排水ポンプや、盛土を支える擁壁が必要です。

一般的な外構排水だけでは対応できず、造成工事や構造計算、継続的な設備管理まで必要になる点が問題です。

また、排水ポンプは停電や故障によって作動しないリスクがあり、擁壁には点検や補修の負担も生じます。

購入前に施工会社へ高低測量と排水計画を依頼し、造成費や維持管理費まで含めて負担が大きい土地は、別の候補を検討することが大切です。

避難経路も浸水する可能性が高い

自宅の浸水対策が十分でも、避難所までの道路が冠水する土地は購入を慎重に判断する必要があります。

大雨や河川の氾濫によって周辺道路が通行できなくなると、避難のタイミングを逃したり、救助や物資の到着が遅れたりするおそれがあります。

自宅が浸水を免れても、地域全体が孤立すれば、停電や断水が復旧するまで自宅にとどまらなければなりません。

土地を確認する際は、敷地の浸水深だけでなく、指定避難所までの経路や橋、河川沿いの道路が浸水想定区域に含まれていないかも確認します。

複数の避難経路を確保できず、周辺道路が広範囲に浸水する土地は、購入を見送る判断も必要です。

鹿行地域で低地を選ぶ際は地域に詳しい施工会社へ相談する

鹿行地域で低地を選ぶ際は地域に詳しい施工会社へ相談する

鹿行地域で低地の土地を検討する際は、土地購入を決める前に、その地域の地形や地盤に詳しい施工会社へ相談することが重要です。

ハザードマップだけでは判断しきれない周辺との高低差や排水状況、建築時に必要な対策まで確認できます。

IK-HOMEは鹿嶋市を拠点に40年以上、鹿行地域で家づくりを続けてきた地域密着型の施工会社です。

施工地域を鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市としており、地域ごとの土地条件を踏まえた家づくりに対応しています。

土地探しの段階から相談することで、以下の内容を確認できます。

  • 候補地のハザード情報
  • 道路や周辺敷地との高低差
  • 地盤改良が必要になる可能性
  • 高基礎や住宅設備の配置
  • 土地代と建築費を含めた資金計画

土地価格が安く見えても、盛土や地盤改良、水害対策によって総費用が増えることも珍しくありません。

なお、IK-HOMEでは施工主様と現場で土地や実物を見ながら打ち合わせが可能です。

「こんなはずじゃなかった」とならないよう、意思疎通を図った施工を心がけています。

IK-HOMEの施工の様子と施工事例は、Instagramからもご覧いただけます。


茨城県鹿行エリアで低地での住宅建設をお考えの方は、IK-HOMEにお問い合わせください。

水害や湿気対策などを踏まえた住宅計画ご提案いたします

資料請求、モデルハウス見学ご予約
家づくり相談会ご予約
オンライン相談ご予約

※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。

〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

低い土地でも快適に暮らせるIK-HOMEの施工事例

低い土地でも快適に暮らせるIK-HOMEの施工事例

低地にある土地でも、敷地条件に合わせた水害・湿気対策を取り入れることで、安心して快適に暮らせる家を実現できます。

ここでは、IK-HOMEが手がけた施工事例を紹介します。

0.22cm²/m²の高性能で家族が住みやすい家の施工事例

0.22㎠/㎡の高性能で家族が住みやすい住宅の施工事例

0.22㎠/㎡の高性能で家族が住みやすい住宅の施工事例

0.22㎠/㎡の高性能で家族が住みやすい住宅の施工事例

茨城県鉾田市に建てられた、ご夫婦と子ども2人が暮らす3LDK+倉庫の施工事例です。

C値はcm²/m²、UA値は0.38W/㎡・Kと、高い気密・断熱性能を備えています。

外部の湿った空気が建物の隙間から入り込むのを抑え、計画換気と組み合わせることで、湿気が気になる地域でも快適な室内環境を保ちやすい設計です。

玄関ホールから各空間へ移動しやすい家事動線に加え、育児や来客時に活用できる小上がりを設けています。

リビングには、子どもの様子を見守れるスタディースペースもあり、住宅性能と家族の暮らしやすさを両立した施工事例です。

〈関連ページ〉こだわりを詰め込んだジャパンディハウス

高気密でペットと暮らせる安心な家の施工事例

高気密でペットと暮らせる安心な住宅の施工事例

高気密でペットと暮らせる安心な住宅の施工事例

茨城県潮来市に建てられた、親世帯と子世帯がそれぞれの生活空間を持つ完全二世帯の平屋住宅です。

C値は0.18cm²/m²で、建物の隙間を抑えた高い気密性能を備えています。

室内には、愛猫が自由に移動できるキャットウォークを設けており、ペットとして快適に暮らせる環境が整っています。

生活動線に合わせた収納や造作も取り入れられており、家族とペットがそれぞれ安心して暮らせるよう工夫された施工事例です。

〈関連ページ〉平屋の完全二世帯住宅

 

IK-HOMEでは、お客様一人ひとりの暮らし方に合わせた住宅計画を提案しています。

実際のお客様の声も掲載していますので、家づくりの参考としてぜひご覧ください。

〈関連ページ〉お客様の声|IK-HOME(アイケイホーム)はこんな理由で選ばれています。

低地の土地は水害リスクと対策費用を確認して判断しよう

低地にある土地は、価格や立地、平たんな地形などに魅力がある一方、水害や地盤、湿気への対策が必要です。

ハザードマップの着色だけで判断せず、浸水深や継続時間、周辺との高低差、避難経路まで確認が欠かせません。

また、低い土地は土地価格が抑えられていても、盛土や高基礎、地盤改良、排水設備などによって総費用が増える可能性があります。

購入を決める前に地域の土地条件に詳しい工務店へ相談し、土地代と建築費、対策費を含めて判断してください。

IK-HOMEは鹿嶋市を拠点に、鹿行地域で40年以上家づくりを続けています。

低地の土地を検討している方は、土地購入前の段階からご相談ください。