30坪台で家事動線がいい間取りをつくるポイント【ランドリールーム・回遊動線など】施工事例も紹介

「30坪台で家事動線がいい間取りにするにはどうすればいい？」「ランドリールームは必要？」と疑問をお持ちの方へ。

家事動線は暮らしやすさに直結する重要な部分で、生活が始まってから「イメージより家事がしにくい」とミスマッチを感じないためには、あらかじめポイントを押さえておくことが大切です。

そこで本記事では、茨城県鹿行エリアの工務店『IK-HOME』が、30坪台で家事動線がいい間取りをつくるポイントをランドリールーム・回遊動線などに分けて解説します。

 

 

 

30坪台で家事動線がいい間取りをつくるポイント【ランドリールーム・回遊動線など】

まず、30坪台で家事動線がいい間取りをつくるポイントを「ランドリールーム」や「回遊動線」などに分けて解説します。

ランドリールーム

「ランドリールーム（洗濯室）」とは、以下の洗濯に関連する家事をまとめてできる部屋のことです。

• 洗う
• 干す
• アイロンをかける
• 畳む

洗濯の一連の作業を一部屋で完結できる「ランドリールーム」は動線をコンパクトにしやすく、家事動線がいい間取りをつくるには欠かせないスペースです。

加えて、ランドリールームを以下のように工夫すれば、家事動線をさらに短くできます。

• ランドリールーム内に収納を設ける
• ファミリークローゼットに隣接させて、畳む→収納の動線を短くする
• キッチンに隣接させて、洗濯と料理を同時進行しやすくする

また、ランドリールームを設置すると、天候や時間帯に左右されずに洗濯できるので、共働き世帯や帰宅が遅い方にもおすすめです。

パントリー

「パントリー」とは、キッチン内やキッチン周辺に設ける収納スペースのことです。

パントリーには以下のようなアイテムを収納できるので、キッチン⇄収納スペースの動線を短くできます。

• 常温保存食品
• 食器
• 家電や調理器具
• ラップなどの日用品

玄関→パントリー→キッチンを通り抜けられるウォークスルータイプにすれば、玄関からキッチンに移動しながら買い物の荷物を収納できるため、帰宅後の動線をコンパクトにすることが可能です。

また、キッチンまわりのアイテムをまとめて収納できるパントリーを取り入れると、キッチンを整理整頓しやすくなり、生活感を抑えられます。

 

ウォークスルーパントリーの間取り実例を、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉ウォークスルーパントリーの間取り実例｜キッチン背面・横、約1畳〜2畳の便利なパントリーをつくるアイデア

ファミリークローゼット

「ファミリークローゼット」とは、家族全員分の衣類や身の回りのアイテムをまとめて収納できるクローゼットのことです。

洗濯後に衣類を収納するスペースがファミリークローゼットに絞られていると、衣類を各居室などに何度も持ち運びする手間が省けるので、家事動線がコンパクトになります。

加えて、ファミリークローゼットとランドリールームを隣接させることで、家事動線を大幅に短くすることも可能です。

なお、ファミリークローゼットには出入り口が1つの「ウォークインタイプ」と、通り抜けられる「ウォークスルータイプ」があるため、間取りの方向性に合わせて選択しましょう。

 

ランドリールーム兼ファミリークローゼットは湿気が多くて後悔するかを、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉ランドリールーム兼ファミリークローゼットは湿気が多くて後悔する？｜湿気対策・メリット・デメリットなど解説

回遊動線

「回遊動線」とは、行き止まりがなくぐるりと回遊できる間取りのことで、迂回する必要がないため動線がコンパクトにまとまります。

家事動線がいい間取りを目指す場合は、キッチンを中心として玄関・パントリー・キッチン・ランドリールーム・リビングなどに回遊動線を取り入れるのがおすすめです。

また、回遊動線を採用すると住宅内の移動ルートが複数できるので、渋滞しにくくご家族のストレス軽減につながります。

 

茨城県鹿行エリアでランドリールームを取り入れた家事動線がいい間取りを検討している方は、IK-HOMEにご相談ください。

豊富な施工実績をもとに、ご家族のライフスタイルに合った暮らしやすい間取りを提案いたします。

 

30坪台の家事動線のいい間取りづくりで参考になる事例5選【ランドリールーム特集】

ここでは、IK-HOMEが手がけた、30坪台の家事動線のいい間取りづくりで参考になる事例5選を、ランドリールームに絞ってご紹介します。

ランドリールームから外にスムーズに移動できる事例

〈関連ページ〉Happy MAMA

 

こちらの住宅は、勝手口を設けてランドリールームから外へスムーズに移動できるように仕上げた事例です。

ランドリールーム内での部屋干しだけではなく、外干しをしたい場合にも最短距離の動線で家事をこなせます。

また、勝手口があることで換気がしやすいため、ランドリールーム内に湿気がこもる心配もありません。

ランドリールーム＋洗面室をつなげて開放感のある空間を実現した事例

〈関連ページ〉INDUSTRIAL STYLE

 

こちらの住宅は、洗面室とランドリールームのスペースをつなげた事例で、壁やドアをなくしたことで開放感のある空間を実現しました。

また、隣のスペースに移動するのにもドアを開閉する手間がなく、洗濯物の荷物を持ったままでもストレスなく移動できます。

洗面台の上の高窓やランドリールームのスリット窓から自然光が差し込むので、湿気がこもりにくいのもメリットです。

浴室とランドリールームを隣接させて洗濯動線を最短にした事例

〈関連ページ〉シンプルでありながらも洗練された平屋の魅力

 

こちらの住宅は、浴室とランドリールームを隣接させて洗濯動線を最短にした事例です。

具体的には、お風呂に入る際に脱いだ服をランドリールーム内にまとめておくことで、衣類を移動する手間がなく、すぐに洗濯に取りかかれます。

また、ランドリールームに勝手口を設置しているため、換気をする際にも便利です。

ランドリールーム・洗面室・浴室を集約してレイアウトした事例

〈関連ページ〉すべてを叶えた家

 

こちらの住宅は、ランドリールーム・洗面室・浴室の水回りを集約してレイアウトした事例です。

洗濯をしながら浴室の掃除をするなど、家事を並行してこなしやすく、効率よく作業できます。

また、他の内装と同様にランドリールームの作業台もホワイトを採用しており、空間全体に統一感が生まれています。

使い勝手が抜群な広々としたランドリールームを設置した事例

〈関連ページ〉スタイリッシュモダン

 

こちらの住宅は、広々としたランドリールームを設置した事例で、お子さまが成長して洗濯物が増えても対応できる広さがあります。

将来的にランドリールーム内にカウンターや収納を設けても十分なスペースを確保できるので、アイロンがけやタオル類の収納などにも使えます。

洗面室とランドリールームの間にはドアがなく、開閉の手間がないのはもちろん、空間に広がりを感じられるのもポイントです。

 

IK-HOMEの施工事例を、こちらのページからご覧いただけます。

〈関連ページ〉IK-HOMEの施工事例

 

30坪台の家事動線のいい間取りづくりで後悔・失敗を回避するコツ

最後に、30坪台の家事動線のいい間取りづくりで後悔・失敗を回避するコツを解説します。

それぞれのポイントを押さえて、ご家族にとって家事動線のいい間取りを実現させましょう。

重視するポイントを明確にする

ライフスタイルによって家事動線のいい間取りはケースバイケースなので、あらかじめ間取りで重視するポイントを明確にしましょう。

たとえば、洗濯とキッチンまわりの動線を重視する場合は、ランドリールームとキッチンを隣接させる間取りがおすすめです。

また、間取りにすべての要望を詰め込むと予算オーバーを招くおそれもあり、重視するポイントを明らかにしておくことが重要になります。

モデルハウスを見学してから間取りを決める

間取り図上では「暮らしやすい」と感じても、実際の住宅では使い勝手が異なる可能性があるので注意が必要です。

間取りを検討する際は、モデルハウスを見学して実際の動線をチェックしてから決めましょう。

また、モデルハウスを見学するとランドリールームやパントリーの具体的な広さ・収納量をイメージしやすくなり、入居後の「広すぎた」「収納量が足りなかった」といった失敗を避けられるのもメリットです。

 

2畳のランドリールームは狭いのかを、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉2畳のランドリールームは狭いのか｜広さを決めるポイント、後悔しないための対処法も解説

 

茨城県鹿行エリアでランドリールームを取り入れた家事動線がいい間取りを検討している方は、IK-HOMEにご相談ください。

お客様のご希望やライフスタイルにマッチする、最適な間取りアイデアを提案いたします。

 

まとめ

30坪台で家事動線がいい間取りを目指す場合は、ランドリールームやパントリーを取り入れて動線をコンパクトにすることが大切です。

家事動線がいい間取りはご家族のライフスタイル・考え方によっても異なるため、事前に間取りで重視するポイントを話し合いましょう。

今回ご紹介した内容を、30坪台で家事動線がいい間取りを検討する際の参考にしていただけると幸いです。