【首都直下地震に備えた家づくり】茨城県で耐震性に優れた住宅を建てるポイント|被害想定や注意点も解説

【首都直下地震に備えた家づくり】茨城県で耐震性に優れた住宅を建てるポイント|被害想定や注意点も解説

「首都直下地震で茨城県にはどんな影響がある?」「耐震性に優れた住宅を建てるにはどうすればいい?」と疑問をお持ちの方へ。

地震時の建物の損傷リスクを抑えるのはもちろん、ご家族の命を守るためにも耐震性は家づくりでゆずれない要素の1つです。

そこで本記事では、茨城県鹿行エリアの工務店『IK-HOME』が、首都直下地震の茨城県の被害想定や耐震性に優れた住宅を建てるポイントを解説します。

 

この記事のポイント
  • 茨城県南部でマグニチュード7クラスの地震が発生するケースを例に、首都直下地震の被害想定をお伝えします。
  • 「耐震等級3の住宅を検討する」など、茨城県で耐震性に優れた住宅を建てるポイントを解説します。
  • 地震後に在宅避難ができるように、住宅設備にもこだわりましょう。

 

 

首都直下地震の茨城県の被害想定|県南部の地震の場合

首都直下地震の茨城県の被害想定|県南部の地震の場合

「首都直下地震」とは、東京都・茨城県・千葉県などの東京圏とその周辺で発生する可能性がある地震のことです。

ここでは、茨城県南部でマグニチュード7クラスの地震が発生するケースを例に被害想定をご紹介します。

2018年に発表された茨城県の「茨城県地震被害想定調査報告書」によれば、茨城県南部でマグニチュード7クラスの地震を想定する場合、以下のように被害は建物で全壊・焼失が3,600〜8,400棟とされています。

項目 内容
建物被害 全壊・焼失 3,600〜8,400棟
半壊 32,000棟
人的被害 死者 90〜180人
負傷者 2,700〜4,400人
ライフライン被害(直後) 停電率 84%
上水道の断水率 86%
下水道の機能支障率 85%
都市ガスの供給停止率 64%
固定電話の不通回線率 83%

〈参考〉茨城県|ホーム>防災・安全>防災>防災・危機管理情報>茨城県地震被害想定について「茨城県地震被害想定調査報告書」

 

上記のように、茨城県南部の地震が生活に与える影響は大きく、ライフラインが使えない・支障がある割合は約60〜85%です。

地震に備えていないと建物に損傷があるだけではなく、自宅での避難が難しい可能性が考えられます。

首都直下地震によって茨城県がどの程度の影響を受けるかは、震源地や季節などの条件によって大きく左右されるため、上記の数値は目安として参考にしてください。

 

茨城県で地震が多いのはなぜかや家づくりのポイントを、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉茨城は地震が多い・危ない理由|地震に強い家にするための対策も解説

 

茨城県鹿行エリアで、地震に強い家づくりを検討している方はIK-HOMEにご相談ください。

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【首都直下地震に備えた家づくり】茨城県で耐震性に優れた住宅を建てる重要性

【首都直下地震に備えた家づくり】茨城県で耐震性に優れた住宅を建てる重要性

首都直下地震に備えて茨城県で耐震性に優れた住宅を建てる重要性は、以下のとおりです。

  • 建物の倒壊を防ぎ、ご家族の命を守る
  • 建物の損傷リスクを抑えて、修繕費用の負担を減らす
  • 地震後も長期的に安心して住み続ける
  • 在宅避難で対応できる可能性がある

上記のように、耐震性に優れた住宅はご家族の命や建物を守ることにつながり、地震後の生活の建て直しがスムーズに進む可能性が高まります。

茨城県で耐震性に優れた住宅を実現するためにも、次の章でご紹介する「耐震性に優れた住宅を建てるポイント」を押さえましょう。

 

鹿行エリアの住宅に必要な性能を、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉鹿嶋市周辺で家を建てる|必要な住宅性能や土地・建物坪単価情報、工務店の選び方も解説

 

【首都直下地震に備えた家づくり】茨城県で耐震性に優れた住宅を建てるポイント

【首都直下地震に備えた家づくり】茨城県で耐震性に優れた住宅を建てるポイント

続いて、「首都直下地震に備えた家づくりをしたい」とお考えの方に向けて、茨城県で耐震性に優れた住宅を建てるポイントを解説します。

ハザードマップを踏まえて土地を選ぶ

首都直下地震による影響を最小限に抑えるには、ハザードマップを踏まえて自然災害のリスクが少ない土地を選ぶことが大切です。

具体的には、ハザードマップを確認すると以下のリスクを把握でき、土地選びの判断材料となります。

  • 地震の被害範囲
  • 地域別の建物被害予測図
  • 地盤の液状化リスク
  • 津波被害の範囲
  • 浸水被害が起きた際の深度

また、ハザードマップをチェックすれば、土砂災害や火山噴火などのリスクも調べられます。

ハザードマップは国や自治体のホームページから確認できるので、候補のエリアについて自然災害の影響を把握しましょう。

 

海の近くの家に住むデメリットや後悔しない対策を、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉海の近くに住むデメリット(塩害・虫・津波など)に後悔しない対策|メリット・海の近くの住宅事例も紹介

耐震等級3の住宅を検討する

首都直下地震で建物の被害を減らすためにも、耐震等級3の住宅を検討しましょう。

「耐震等級」とは、建物の耐震性を表す指標で1〜3の3段階の基準があり、数字が大きいほど耐震性に優れています。

耐震等級3は耐震等級のなかでも最も高い基準で、特徴は以下のとおりです。

項目 内容
特徴 耐震等級1(新耐震基準)の1.5倍の地震力に耐えられる
建物の例 警察署や消防署など

 

国土交通省の資料によれば、震度7を記録した熊本地震で耐震等級3の住宅は87.5%が「無被害」、12.5%が「軽微・小破」となっており、大きな地震でも目立った損傷が見られませんでした。

〈参考〉国土交通省|「熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会」報告書のポイント

地盤調査と地盤改良を実施する

首都直下地震に備えた家づくりを進める際は、地盤調査と必要に応じて地盤改良を実施しましょう。

これは、軟弱な地盤が強固な地盤と比較して地震の揺れが大きくなる傾向にあり、耐震性の高い住宅を建てても性能を発揮しづらくなるからです。

加えて、軟弱な地盤は地震の揺れによる液状化のリスクもあるため、注意する必要があります。

地盤が液状化すると建物が沈下・傾斜する可能性があり、傾きを修復するには高額な費用がかかるので、新築時に適切に地盤改良しておくことをおすすめします。

「耐震」と「制震」を組み合わせる

「耐震」と「制震」を組み合わせる

〈関連ページ〉ENE*0 -エネゼロ-

 

「耐震」と「制震」を組み合わせると、建物の強度を高めつつ揺れを軽くできるため、地震による影響を大幅に減らせます。

耐震・制震のそれぞれの特徴は、以下のとおりです。

項目 内容
耐震 建物自体の強度を高めて、地震の揺れに耐える
制震 建物の骨組みなどに制震装置を設けて、地震エネルギーを吸収することによって揺れを軽減する

 

耐震構造のみだと地震のダメージが建物に蓄積して徐々に耐震性が下がるリスクがありますが、制震と組み合わせることで建物にかかる負担を軽くし、繰り返し起こる余震にも強い住宅を実現できるのがメリットです。

 

IK-HOMEでは、高耐震+制震の余震にも安心の備えができる住宅を提供しています。

高耐震+制震の住宅について、こちらのページで特徴をご紹介しています。

〈関連ページ〉ENE*0 -エネゼロ-

 

首都直下地震に備えた家づくりを茨城県でする際の注意点

首都直下地震に備えた家づくりを茨城県でする際の注意点

ここでは、首都直下地震に備えた家づくりを茨城県でする際の注意点を解説します。

それぞれのポイントを押さえて、家づくりでの後悔を回避しましょう。

在宅避難ができるように住宅設備にもこだわる

万が一首都直下地震が発生してライフラインが途絶えても、在宅避難ができるように住宅設備にもこだわりましょう。

たとえば、以下のような住宅設備を設置しておくと、ライフラインの停止時にも在宅避難を実現しやすくなります。

  • 太陽光発電
  • 蓄電池システム
  • エコキュート
  • エネファーム
  • V2H

「V2H」とは、電気自動車への充電に加えて、電気自動車のバッテリーに貯めている電力を自宅で使用できるようにする機器で、停電時にも家庭に電力を送ることが可能です。

住宅設備を選ぶ際は、「非常時に使用できるか」「ライフラインが停止している場合はどのように使うか」をチェックしてから設置を決めてください。

間取りが制約されるケースがある

首都直下地震に備えて耐震性が高い住宅を建てる場合、間取りが制約されるケースがあるので注意しましょう。

これは、耐震性を高めるために耐力壁や柱をバランスよく配置する必要があるからです。

ただし、過度に間取りの自由度が下がるわけではありません。

耐震性に優れた住宅の施工実績が多い工務店であれば、性能とデザインを両立したプランを提案してくれます。

 

茨城県鹿行エリアで、地震に強い家づくりを検討している方はIK-HOMEにご相談ください。

豊富な施工実績をもとに、ご家族の希望に沿ったプランを提案いたします。

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〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
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首都直下地震に備えた家づくりを茨城県でする際のQ&A

首都直下地震に備えた家づくりを茨城県でする際のQ&A

最後に、IK-HOMEが首都直下地震に備えた家づくりを茨城県でする際によくいただく質問を解説します。

首都直下地震の震度はどれくらい?

首都直下地震の震度がどれくらいになるのかは、震源地からの距離や地盤の状況によって異なります。

なお、茨城県の「茨城県震度予測マップ」によると、茨城県南部でマグニチュード7クラスの地震を想定する場合の震度は3以下〜6強とされています。

〈参考〉茨城県|ホーム>防災・安全>防災>防災・危機管理情報>茨城県地震被害想定について「茨城県震度予測マップ」

耐震等級はどれを取得するべき?

耐震等級1〜3でどれを取得するべきかは、家づくりの方針やご家族の考え方により違いがあります。

地震時の建物の損傷リスクを最小限にしたい場合は、最も水準が高い耐震等級3の取得を目指しましょう。

 

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※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

まとめ

茨城県で首都直下地震に備えた家づくりを進める場合は、地盤調査と地盤改良を実施したり、耐震と制震を組み合わせたりして耐震性を高めましょう。

首都直下地震ではライフラインが途絶える可能性も考えられるため、新築時には災害時にも使える住宅設備を取り入れることが大切です。

今回ご紹介した内容を、茨城県で首都直下地震に備えた家づくりを進める際の参考にしていただけると幸いです。