長持ちする家を建てよう|ハウスメーカー・工務店の選び方や寿命が長い家の特徴も解説

念願のマイホームを建てるからには、長持ちする家にしたいところです。
しかし、具体的にどのように対策すればいいのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、茨城県鹿行エリアの工務店『IK-HOME』が、長持ちする家を建てるためのハウスメーカー・工務店の選び方や、寿命が長い家の特徴も解説します。
長持ちする家の施工事例も紹介するので、ぜひ参考になさってください。
- 長持ちする家を建てるには、住宅性能にこだわっており、サポートも充実した業者に依頼しましょう。
- 断熱性や気密性、耐震性の高い家にすることで、より長く快適に暮らせます。
- 長持ちする家を建てるには、パッシブデザインの手法を取り入れるのも効果的です。
目次
長持ちする家を建てるためのハウスメーカー・工務店の選び方

長持ちする家を建てるためには、家づくりをどこに依頼するのかが非常に重要です。
業者を選定する際には、次の3点を確認しておきましょう。
- 住宅の性能にこだわっている
- 土地選びからサポートしている
- アフターサポートも充実している
住宅の性能にこだわっている
長持ちする家を建てるには、耐震性や断熱性などの住宅性能にこだわっているハウスメーカー・工務店を選びましょう。
住宅性能にこだわっている業者の場合、ホームページ上やパンフレットでUA値やQ値、C値の数字を具体的に公表しているケースが多く、技術の高さを簡単に判断できます。
ちなみに、UA値・Q値・C値が示すものは次の通りです。
- UA値(外皮平均熱貫流率):熱の逃げやすさを表す指標で、数値が小さいほど断熱性能が高い住宅であることを意味します。
- Q値(熱損失係数):換気による熱損失も含めてどれだけ熱が逃げやすいかを表す指標で、延床面積で割って算出されます。数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。
- C値(相当隙間面積):住宅の気密性能を表す指標で、数値が小さいほど隙間が少なく気密性が高い住宅であることを意味します。
業者を選定する際は、上記の数値について施工実績などに記載しているか確認しておきましょう。
また、住宅の耐震等級はいくつか、長期優良住宅の認定も取得できるかなども、前もってチェックしておきたいポイントです。
土地選びからサポートしている
長持ちする家を建てるには、土地選びもサポートしているハウスメーカー・工務店を選びましょう。
地盤の強度に問題が見られたり、災害リスクが高い場合には、住宅性能がどれほど高くてもカバーしきれません。
地域の土地の特徴について精通しており、土地選びから二人三脚でサポートしてくれる業者であれば、長期的な視点をもって安全な土地探しを進められます。
地震による不同沈下の恐れはないか、水害の危険性はないかなどを踏まえたうえで、適切な土地を提案できる業者を選びましょう。
アフターサポートも充実している
住宅の引き渡し後も安心して暮らせるように、アフターサポートが充実したハウスメーカー・工務店を選びましょう。
10年、20年と住み続けると、住宅の経年劣化は確実に進んでいきます。
そのため、設備の不具合が発生してしまい、暮らしやすさに影響が出ることもめずらしくありません。
急なトラブルを防ぐためにも、引き渡しから1年目、3年目、5年目など、定期点検のスケジュールが明示されており、点検内容についても説明されている業者がおすすめです。
地域密着型の工務店であれば、いざという時の対応スピードも早いと期待できます。
IK-HOMEは、高断熱高気密の省エネ住宅を提供するだけでなく、アフターサポートまで充実しています。
茨城県鹿行エリアでマイホームの新築をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
〈資料請求、モデルハウス見学ご予約〉
〈家づくり相談会ご予約〉
〈オンライン相談ご予約〉
※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。
〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村
※隣接地域での建築はご相談下さい。
長持ちする家の特徴5つ

長持ちする家は、次にあげる5つのポイントで共通しています。
- 耐震性が高い
- 耐久性に優れている
- 断熱性が高い
- メンテナンスしやすい
- 可変性がある
耐震性が高い
長持ちする家はどれも耐震性が高く、強い揺れが生じた際も倒壊するリスクが軽減されています。
地震の多い日本で長持ちする家を建てるには、耐震性へのこだわりは欠かせません。
茨城県は、大陸プレート・太平洋プレート・フィリピン海プレートが複雑に重なり合っている影響を受け、地震が発生しやすい地域でもあることから、とくに注意が必要です。
ちなみに、茨城県周辺で、30年以内に50%以上の確率で起こると予想される地震のうち、マグニチュード7以上の地震は次の通りです。
| 地震の起きる場所 | マグニチュード (M) |
地震発生率 (30年以内) |
|
|---|---|---|---|
| 日本海溝沿い | 茨城県沖 | 7.0~7.5程度 | 80%程度 |
| 日本海溝沿い | 沈み込んだプレート内の地震 | 7.0~7.5程度 | 60〜70% |
| 日本海溝沿い | 福島県沖 | 7.0~7.5程度 | 50% |
| 相模トラフ | プレートの沈み込みに伴うM7程度の地震 | 7程度 (6.7~7.3) |
70%程度 |
| 南海トラフ | 南海トラフで発生する地震 | 8~9クラス | 70%~80% |
※算定基準日: 2025年1月1日
〈出典〉地震調査研究推進本部事務局|茨城県の地震活動の特徴
大規模地震は正確な予測が難しく、いつ起こってもおかしくないため、万が一地震が起こった際にも耐えうる強度を確保しましょう。
具体的には、震度6強〜7相当の1.5倍の地震でも倒壊リスクを軽減できる、耐震等級3の家を建てることをおすすめします。
| 耐震等級1 | 震度6強〜7相当の地震でも倒壊しない |
| 耐震等級2 | 震度6強〜7相当の1.25倍の地震でも倒壊しない |
| 耐震等級3 | 震度6強〜7相当の1.5倍の地震でも倒壊しない |
しかし、耐震等級3の家を建てられる業者は限られているため注意が必要です。
茨城県で地震に強い家を建てたい方は、こちらの記事もごらんください。
〈関連ページ〉茨城は地震が多い・危ない理由|地震に強い家にするための対策も解説
耐久性に優れている
長持ちする家では、高強度な構造材を使用するほか、耐久性・防水性の高い塗料で、外壁を紫外線や雨風から守るなど、耐久性に関する対策も徹底されています。
築年数を重ねるごとの経年劣化を遅らせるには、耐久性を高める工夫が欠かせません。
水害のリスクも想定されるエリアの場合は、家の基礎を高くしておく、建物を防水塀で囲むなどの防水対策もあわせて講じ、浸水被害を軽減します。
断熱性が高い
長持ちする家は、断熱性能や防湿性にも優れています。
断熱性能が高いと、外気温の影響を受けにくいため室温を保ちやすく、結露の発生を抑制可能です。
結露が発生しづらい家では、湿気によって構造材が劣化するリスクを軽減でき、住宅の耐久性を高めることができます。
メンテナンスしやすい
長持ちする家の場合、配管や設備の点検・交換も実施しやすい設計となっているなど、メンテナンス面まで考慮されています。
住宅の寿命を長くするためには、定期的なメンテナンスが欠かせないためです。
家を建てたら終わりではなく、定期的なメンテナンスを行うことで、築年数が長くなっても耐震性や耐久性を維持できます。
メンテナンス性に加えて、アフターサポートの充実度や保証内容についても確認しておくと安心です。
可変性がある
長持ちする家は、住宅性能が高いだけでなく可変性にも優れており、家族構成やライフスタイルの変化に対応できます。
構造上リフォームの制約が少ない家であれば、壁の撤去や設置も無理なく実施でき、その時々の暮らし方に合わせて住空間を変えられます。
長持ちする家を建てたいならパッシブデザインがおすすめ

長持ちする家を建てたい場合、パッシブデザインの家はおすすめの選択肢です。
パッシブデザインとは、自然エネルギー(太陽光や自然風など)を活用する設計手法で、次のような特徴があります。
- 高断熱・高気密設計で、夏や冬も快適に過ごしやすい
- 通風設計への工夫で湿気がこもりにくく、結露やカビを防止できる
- 十分な換気によってシロアリ被害のリスクも軽減し、構造部の劣化を抑える
高断熱・高気密、換気が十分で結露しにくいといったパッシブデザインの特徴は、家の寿命を伸ばすことにもつながります。
そのため、長持ちする家を建てるには、パッシブデザインの手法を取り入れると効果的です。
IK-HOMEでは、鹿行地域にあったパッシブデザイン+ZEHの家を提案しています。

心地よい日の光や自然風は取り入れつつ、室内に湿気が溜まらないようにコントロールし、砂埃が入らないように遮断するなど、鹿行での暮らしに合った快適な住空間を叶えました。

耐震性だけでなく制振性も高く、耐震等級3にも対応し、万が一の災害時にも被害を最小限に抑えます。
パッシブデザイン+ZEHの長持ちする家を建てたい方は、お気軽にお問い合わせください。
〈資料請求、モデルハウス見学ご予約〉
〈家づくり相談会ご予約〉
〈オンライン相談ご予約〉
※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。
〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村
※隣接地域での建築はご相談下さい。
長持ちする家の施工事例3選

最後に、IK-HOMEが手がけた住宅の施工事例を紹介します。
それぞれのUA値・Q値・C値もあわせて参考になさってください。
長持ちする家の施工事例①


茨城県潮来市にて、ご家族4人暮らしのマイホームをご依頼いただいた事例です。
無垢床やウッドインテリアがナチュラルな美しさを演出し、ダークグレーのアイランドキッチンを採用することで、モダンな印象も加わりました。
C値が0.12㎠と非常に小さく、優れた気密性で断熱効果をより感じやすくなっています。
| 施工場所 | 茨城県潮来市 |
|---|---|
| UA値 | 0.37W/㎡・k |
| Q値 | 1.38W/㎡・k |
| C値 | 0.12㎠/㎡ |
施工事例の詳細はこちらからごらんください。
長持ちする家の施工事例②


明るく開放的なリビングが印象的な、ご家族4人暮らしの一軒家の事例です。
大きな窓や高窓からたっぷりと光を取り込みつつ、UA値が0.39 W/㎡・Kの断熱性が高い住宅に仕上げました。
キッチンは動線がコンパクトなL字型を採用することで、家事を効率に行えます。
長持ちする家の施工事例③


茨城県鹿嶋市で施工した、ご家族3人暮らしの一軒家の事例です。
まるでお店のような掘りごたつ式のカウンターテーブルで、ワンランク上の贅沢な空間を演出しました。
キッチンから庭まで見渡せるため、お子様の様子に目を配りながら家事をすることも可能です。
高気密高断熱であるほか、耐震等級3を取得しており、万が一の時の安全性にも優れています。
| 施工場所 | 茨城県鹿嶋市 |
|---|---|
| UA値 | 0.38 W/㎡・K |
| Q値 | 1.29W/㎡・K |
| C値 | 0.32 cm2/m2 |
| 備考 | 耐震等級3 長期優良住宅 地域型住宅グリーン化事業 |
施工事例の詳細はこちらからごらんください。
IK-HOMEは、茨城県鹿行エリアで高気密高断熱の長持ちする家を提供しています。
資料請求やモデルハウス見学のご予約については、こちらよりお問い合わせください。
〈資料請求、モデルハウス見学ご予約〉
〈家づくり相談会ご予約〉
〈オンライン相談ご予約〉
※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。
〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村
※隣接地域での建築はご相談下さい。
まとめ
長持ちする家を建てるには、断熱性や気密性、耐震性などの住宅性能にこだわる必要があります。
しかし、高気密高断熱の住宅や、耐震等級3の家を建てられるハウスメーカーや工務店は限られているため、施工業者選びは慎重に行いましょう。
IK-HOMEでは、住宅性能にこだわったパッシブデザイン+ZEHの家を提供しています。
鹿嶋市や潮来市などの鹿行エリアで、長く快適に暮らせる家を建てたい方は、お気軽にお問い合わせください。






