茨城県は雪降る・降らない?冬でも暖かい家にする方法をわかりやすく解説

茨城県は雪降る・降らない?冬も暖かい家にする方法をわかりやすく解説

茨城でマイホームの建築を検討されている場合、その土地の気候について把握しておくことで、適切な住宅性能をそなえた家を建てられます。

そこで今回は、茨城県鹿行エリアの工務店『IK-HOME』が、茨城県は雪が降るのか解説するとともに、寒い冬でも暖かい家にするための方法も紹介します。

この記事のポイント
  • 茨城県は北部以外あまり雪が積もらず、鹿行エリアはほとんど雪が降りません。
  • 雪が降らなくても冬の寒さは厳しくなるため、断熱性能の高い家を建てる必要があります。
  • その土地ならではの気候条件を熟知した、実績豊富な工務店に設計・施工を依頼しましょう。

 

 

茨城県は雪が降るのか

茨城県は雪が降るのか

茨城県は、雪がまったく降らないわけではないものの、平野部で降ったとしてもほとんど積もりません。

県北の山間部は比較的雪が降りやすいですが、その他の地域はあまり雪が降らず、雪が降っても積もりにくい傾向があります。

とくに鹿嶋市などの鹿行エリアは、太平洋側気候で海岸気候を併せ持っており、雪が降りづらい地域です。

ちなみに、茨城県内の垂直積雪量は次の画像の通り定められています。

 

茨城県内の垂直積雪量について

〈出典〉茨城県内の垂直積雪量について|茨城県ホームページ

 

垂直積雪量とは、文字通り垂直に積もる雪の量を定めたもので、屋根に積もった場合の積雪荷重を算出する際に活用されます。

例えば、福島県福島市の場合は100cm(※1)、石川県輪島市であれば地域によって100〜200cm(※2)と定められており、降雪量の多い地域であればあるほど数字は大きくなります。

茨城県の場合、県北以外は30cmである場合が多く、全国の中でも雪があまり降らない地域とされています。

※1 〈出典〉福島県ホームページ|福島県内市町村の垂直積雪量
※2〈出典〉石川県ホームページ>石川県が所管する区域の積雪荷重について(石川県建築基準法施行細則第十五条関係)

茨城県は雪が降らないなら寒くないのか

 

茨城県は雪が降りづらく、なかでも鹿嶋市などの鹿行エリアは雪がほとんど降りませんが、降らないからといって冬が寒くないわけではありません。

冬にはカラッとした北西の季節風が吹き抜け、雪が少なく晴天の多い地域ではあるものの、寒さが厳しい日もあるため備えが必要です。

例えば鹿嶋市の場合、年間の平均気温は15℃、平年の冬の最低気温は 0.3℃と暮らしやすい気候ですが、とくに寒い時期には−5℃になる場合もあり、雪は降らずとも日によっては非常に寒くなります。

 

IK-HOMEでは、鹿行エリアに適した高断熱高気密の住宅を提供しています。

鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市で家を建てたい方はお気軽にお問合せください。

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※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。

〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

冬でも暖かい家にするためのポイント

冬でも暖かい家にする方法

冬でも暖かい家にするためには、次にあげる7つのポイントを押さえておきましょう。

高品質な断熱材を適切に施工する

冬でも暖かい家にするためには、高品質な断熱材を適切に施工し、住宅全体の断熱性能を高めましょう。

主な断熱材は次の通りです。

断熱材の種類 主な特徴 価格
フェノールフォーム 最高水準の断熱性能 非常に高い
硬質ウレタンフォーム 断熱性と気密性が高い 高い
ポリスチレンフォーム 耐水性・加工性が高い やや高い
炭化コルク 自然素材で耐久性や調湿性が高い 高い
グラスウール コスパが良く広く普及している 安い
ロックウール 耐火性・吸音性が高い 安い
セルロースファイバー 調湿力・防音性が高い 高い
羊毛(ウールブレス) 調湿力・防虫力が高い 高い

 

断熱材によって特徴や価格が異なり、セルロースファイバーや羊毛(ウールブレス)に関しては対応できない業者もあるため注意しましょう。

ちなみに、断熱材の施工方法は充填断熱工事と外張り断熱工事の2種類があります。

充填断熱工事

グラスウールやロックウール、セルロースファイバーなどを使用して、家の構造材の間に断熱材を充填する方法です。

外張り断熱と比較すると低コストで行えることから、多くの家で採用されています。

外張り断熱工事

外壁・屋根に断熱材を施工し、建物の構造ごと覆って断熱する方法です。

充填断熱に比べると断熱効果が高いですが、その分施工コストも高くなりやすいため注意が必要です。

家の断熱性をより高めたい場合は、充填断熱と外張り断熱を組み合わせて行うケースも見られます。

窓の断熱性能を高める

窓や玄関ドアは、家の中でももっとも熱を逃しやすい箇所といえるため、断熱性能を高めて寒さを防ぎましょう。

窓の断熱性能を高めるには、樹脂サッシやトリプルガラスなど断熱性の高い製品を選ぶほか、二重窓の設置も効果的です。

家の開口部として外気の影響を受けやすいため、重点的に対策することをおすすめします。​

気密性を確保する

住宅の断熱性能を高めるには、断熱材を適切に施工するのはもちろん、家中の隙間を減らして空気の出入りを抑えることも重要です。

窓やドアなどの開口部を中心に、隙間が生じにくい高性能の建具を採用して、気密性を高めましょう。

しかし、気密性を高めるには、高性能の建具を使用するだけでなく、施工品質の高さが求められます。

確かな技術をもって丁寧に施工する必要があるので、施工実績の豊富な業者へ依頼しましょう。

IK-HOMEの提供する住宅ENE*0では、C値(どのくらい家に隙間があるかを示す指標)が0.5以下と非常に低く、気密性が高いのが特徴です。

 

〈出典〉ENE*0 -エネゼロ

気密性が低いことで家から暖気が逃げづらく、断熱材を過剰に追加しなくても、十分に暖かい点が大きなメリットです。

シーリングファンで空気を循環させる

断熱性能の高い家にするだけでなく、シーリングファンで空気を循環させることで、天井から床面まで均一に暖かい空間を手に入れましょう。

リビングに吹き抜けや階段がある場合はとくに、天井付近と床付近で温度差が大きくなりやすく、「暖房をつけているのに寒い」という状態をもたらします。

一方、シーリングファンを使って空間の暖気と冷気を循環させれば、天井付近に溜まった暖かい空気も、家族が過ごすリビング周辺まで届きやすくなります。

暖房機器の稼働効率も上がるため、光熱費の削減にも効果的です。

日差しをたっぷり取り込める作りにする

できる限り暖房に頼らずに暖かい家にしたい場合、日差しをうまく活用できるような家を建てましょう。

住宅の性能を高めるだけでなく、自然光をより多く取り入れられる家にすることで、暖房を使わずとも部屋が自然に暖まります。

しかし、「夏になると日差しが強すぎて冷房が効かない」と悩む恐れがあるので、冬の間は日差しを有効活用しつつ、夏の強い日差しを上手にコントロールできる工夫も欠かせません。

ちなみに、IK-HOMEの提供する住宅ENE*0では、高い位置から差し込む夏の日射熱は遮りながらも、低い位置から差し込む冬の日射熱はたっぷりと取り込む作りとすることで、夏は涼しく冬は暖かい家を実現しています。

断熱性の高い家

〈出典〉ENE*0 -エネゼロ

季節を問わず快適な住空間を叶えられるのは、パッシブデザインを取り入れた「ENE*0」ならではのメリットです。

暖房効率の良い間取りにする

冬でも暖かい家にするためには、暖房効率を高めるような間取りの工夫も欠かせません。

例えば、廊下や間仕切りが多く間取りが複雑な家では、暖房効率が悪く光熱費が高くなる恐れがあります。

  • 長時間過ごすリビングは南側に配置して日差しを活用する
  • 使用時間が短い部屋は北側に配置する
  • 土間を設けず床下からの冷えを防ぐ

上記のような工夫を取り入れつつ、シンプルな間取りにすることによって、暖房効率を上げましょう。

また、家全体の断熱性能が高い場合、部屋の隅々まで暖かくなります。

壁・窓で断熱性を高めて健康リスクを低減

〈出典〉ENE*0 -エネゼロ

寒い冬も暖かい家にするには、間取りを工夫するだけでなく、断熱性能の向上もセットで行いましょう。

地域の気候を熟知した工務店に依頼する

冬でも快適な家を建てるには、その土地の気候について熟知し、気候条件に合った断熱仕様を提案できる工務店に依頼しましょう。

地域によって冬の寒さや日照時間、風向きなどの気候条件は大きく異なるため、その土地に合った方法でなければ、初期費用が高すぎたり、思っていたような断熱効果を得られずに、後悔につながってしまいます。

一方、地域密着で実績豊富な工務店は、その土地ならではの冬の寒さ対策について熟知しており、適切な断熱設計や換気計画が可能です。

IK-HOMEでは、鹿行エリアに合った住まいを提供しています。

  • 鹿行の自然の恵みを最大限に活かした心地よい住まい
  • 鹿行特有の湿気や砂埃は遮断できる清々しい住まい

この2つを叶えた、鹿行にぴったりな高断熱高気密の住宅を提供しているので、鹿嶋市周辺で家を建てたい方はお気軽にお問合せください。

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※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。

〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

住宅性能が高いと費用も高くなるのか

住宅性能 費用

「断熱性能の高い家を建てるとなると、費用が高くなりすぎるイメージがある」という方も多いのではないでしょうか。

実際のところ、一般的な住宅に比べて、断熱性能の高い家は初期費用が高くなる傾向があります。

高性能な断熱材や建具にかかる費用、精密な施工技術にかかる人件費によって、建築コストが高くなりやすいためです。

しかし、省エネ住宅向けの補助金を活用すれば、実質的な負担をできる限り抑えることもできるため、気になる方はこちらの記事もごらんください。

〈関連ページ〉子育てグリーン住宅支援事業はいつから始まる?適合条件や申請方法、注意点までわかりやすく解説

また、IK-HOMEでは、過剰な省エネ設計で初期費用が高くなるのを防ぐだけでなく、生涯費用を意識してコストをシミュレーションします。

〈出典〉ENE*0 -エネゼロ

「断熱性能が高い家にしたいけど、ローンの負担が大きくなりそうで不安」という方も、お気軽にご相談ください。

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〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

まとめ

茨城県は、県北の山間部以外ではあまり雪が積もらず、なかでも鹿行エリアは雪がほとんど降りません。

しかし、雪は降らなくても冬の冷え込みが厳しい日はあるため、寒い日も快適に過ごすには、断熱性能の高い家を建てる必要があります。

その土地に合った断熱仕様の家を建てるためにも、地域の気候について熟知し、施工実績の豊富な工務店に依頼しましょう。